健康21ヶ条 その7

毎日よく笑う

 

普段の生活では、笑う機会というのは意外に少ないようです。

 

まして、声を出して大笑いするようなことは1年に何回もないかも知れません。

 

それに比べると、怒ったり悲しんだりすることのほうは圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

特に、病気やケガをして、体のどこかが痛かったりつらかったりする状態では、笑うことなど不可能だと思えるかも知れません。

 

しかし、笑うことによってそれらの症状が緩和したり改善されるとしたらどうでしょう。

 

以前から、笑うと病気が軽くなるとは言われていました。

 

そこで、遺伝子の分野の第一人者である村上和雄先生が、世界でも類がない笑いと病気の関係についての大規模な実験をされました。

 

1000人の糖尿病患者を集めて漫才を聞いてもらったところ、その漫才を聞いて笑った後には、劇的に血糖値が下がっていたのです。

 

しかも、大笑いをした人ほど血糖値の下がり方が大きいという結果でした。

 

この実験によって、笑うと病気が軽くなるということも、科学的に証明されたわけです。

 

村上先生は、今後は、糖尿病患者には薬を処方するのではなく、吉本興業のお笑いのビデオテープを処方することになるだろうと言っておられます。

 

他の研究者の実験でも、リウマチ患者を集めて落語を聞いてもらったら、一番強力な痛み止めよりも痛みの抑制の効果が高く、しかも、その効果が1ヶ月も持続したという結果が出ています。

 

海外でも、不治だと言われた膠原病患者が、ジョーク集を読んだりテープを聞いたりして笑い続けることによって、自分で病気を治した例もあります。

 

私の知人の女性が昔乳ガンで入院していた時、病室で泣いてばかりいる人は、どうもガンが悪化していくようだと感じていたそうです。

 

彼女自身は、非常にカラッとして落ち込まないタイプです。

 

そのせいもあるのでしょうか、末期ガンだったのに7年経っても再発もなく生活しています。

 

怒ったり悲しんだりばかりしていると、明らかに免疫力は下がりますので、病気だからといって悲観するのはよくありません。

 

あえていうなら、病気の時こそ笑わなければいけないのです。

 

顔の表情は表情筋という様々な筋肉の動きによって作られます。

 

形態異常の方は表情をつくりにくくなるのが特徴ですが、これは、顔面神経の働きが鈍くなるために起こる症状です。

 

ですから、努めて表情を動かすようにし、大きく笑うようにすることが形態異常の予防にもなるのです。

 

笑うことは様々な病気の改善にもなり、病気の予防にも役立ちます。よく笑った日は寝つきがよくなりますし、便秘も解消します。

 

笑うということには、こんなにすばらしい効果があるのに副作用もなく、しかも笑うだけならタダときたら、それこそ笑いが止まりませんよね。

 

日々の生活の中で、不平や不満のタネを探すのではなく、笑える話はないか を常に意識して探すようにして、周りの人にも笑いを提供できるように習慣づけるのも大切です。

 

大笑いした日には、カレンダーに二重丸をつけておくのもいいかも知れません。

 

これからは、お父さんのダジャレには、おかしくなくても家族全員で笑うようにしてください。

 

それでこそ家庭円満、健康家族です。

 

ダジャレ好きのお父さんのいないご家庭では、落語のCDなどを日常的にかけるのもいいでしょう。