足の親指が痛む

以前、ある50代の男性が、足の親指が痛むので大学病院で検査してもらったところ、尿酸値が少々高めの数値だったので、痛風だと診断されました。

 

しかし、私が診てみると、痛みの度合いや腫れ方から判断しても、どうも痛風ではなさそうです。

 

そこで、他の部分を調べてみると、腰椎の5番目が左にズレており、腸骨もねじれています。

 

これは単に、そのズレとねじれによって刺激された神経が、足の指に痛みを出しているだけだったのです。そんなに離れたところが影響するとはご存知ない方も多いでしょうが、腰から足へも神経はつながっていますので、これは決して珍しい症例ではありません。

 

もちろん、ズレとねじれを矯正したら、即座に足指の痛みも消失しましたので、やはり原因は痛風によるものではありませんでした。この方の場合、確かに尿酸値は高めです。

 

また、足の親指も痛風の出やすい箇所ではありますが、痛む部分を医師がちゃんと見ていれば、それが痛風であるかないかは、すぐにわかるはずなのです。

 

けれども、尿酸値だけでなく血圧や血糖値も、医師が診断の目安とするのは一般的な基準であって、体質や体力などの個人差は考慮しません。

 

しかも、数値だけみて診断して、安易に薬を処方するのは問題です。痛風や高血圧などの薬は、一旦飲み始めたら、ほとんどの方の場合、一生飲み続けることになりますので、患者さんはその薬の副作用とも一生おつきあいすることになってしまうのです。

 

もし、患者さんの最大利益を考えるなら、まずは本人の生活習慣の改善を促すことが、医師の役目であるべきだと私は考えます。

 

当然ながら、その診断を受け入れるかどうかは、患者さん本人の問題であることはいうまでもありません。

 

痛風の疑いもなく、なぜか足の親指に痛みが出ているという方は、ズレやゆがみを矯正するために、しっかり腰を伸ばして、等間隔で一歩一歩に力を入れて歩いてみてください。

 

もちろん、痛みが激しい場合には、痛風だけでなく骨折なども考えられますので、必ず病院で検査してもらってください。

 

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